受賞とノミネートの一覧

ドラマ部門

部門 受賞 ノミネート
ドラマ作品賞 キング・オブ・メディア(サクセッション)

(シーズン2、HBO)

 予告編(Youtube)→

 動画配信(字幕版:Amazon)→

 動画配信(吹替版:Amazon)→

アメリカのメディア企業のオーナー一族の物語。 テレビや新聞などメディアの巨大帝国を一代で築いた老経営者。 彼が一度病気で倒れたことをきっかけに、 後継(サクセッション)をめぐる争いが熾烈になる。

息子、娘、婿、親戚、社内の役員、ライバル企業の経営者ら、 多くの人物たちが策略を図る。 私利私欲をむきだしにする大人たちを滑稽に描く。

 ※歴代の受賞作(ドラマ作品賞)→
主演男優賞(ドラマ) ジェレミー・ストロング

「キング・オブ・メディア」

 作品一覧→

メディア企業を経営する父親の後継候補の一人を演じた。 他の兄弟よりも一見堅実そうに見えるが、 薬物中毒などの様々を抱え、 さらに、重大な犯罪を犯す。 そんな男のきわどい精神状態を、緊迫感あふれる演技で巧みに表現した。
  • ブライアン・コックス
    「キング・オブ・メディア」
     作品一覧→
  • ジェイソン・ベイトマン
    「オザークへようこそ」
     作品一覧→
  • ビリー・ポーター
    「Pose/ポーズ」
  • スティーブ・カレル
    「ザ・モーニングショー」
  • スターリング・K・ブラウン
    「THIS IS US~36歳、これから」

 ※歴代の受賞作(主演男優賞)→
主演女優賞(ドラマ) ゼンデイア

「ユーフォリア」

作品一覧→

この部門としては史上最年少での受賞を果たした。
映画「スパイダーマン」で世界中の少女・少年たちから絶大な支持を得ていた。 今回は、有力候補と予想されていた2人の超大物女優(ローラ・リニー、オリビア・コールマン)をさしおいて、 サプライズな受賞となった。
  • ローラ・リニー
    「オザークへようこそ」
     作品一覧→
  • オリビア・コールマン
    「ザ・クラウン」
     作品一覧→
  • ジェニファー・アニストン
    「ザ・モーニングショー」
  • ジョディ・カマー
    「キリング・イヴ/Killing Eve」
  • サンドラ・オー
    「キリング・イヴ/Killing Eve」

 ※歴代の受賞作(主演女優賞)→
助演男優賞(ドラマ) ビリー・クラダップ

「ザ・モーニングショー」

 作品一覧→

ハリウッドの名脇役の一人。 ロック映画の歴史的名作「あの頃ペニー・レインと」において、 主人公の少年が憧れるミュージシャン、ラッセルを演じたことで有名。 「スポットライト 世紀のスクープ」「ジャスティス・リーグ」「ウォッチメン」 でも存在感のある助演として活躍した。 エミー賞は初のノミネートながら、受賞を果たした。

「ザ・モーニングショー」は、アップルの動画配信「Apple TVプラス」開始の「目玉」として制作された」。 残念ながら作品賞はノミネートを逃したが、本部門の受賞で一矢を報いた。
  • キーラン・カルキン
    「キング・オブ・メディア」
     作品一覧→
  • ジャンカルロ・エスポジート
    「ベター・コール・ソウル」
     作品一覧→
  • ニコラス・ブラウン
    「キング・オブ・メディア」
  • マシュー・マクファディン
    「キング・オブ・メディア」
  • ブラッドリー・ウィットフォード
    「ハンドメイズ・テイル / 侍女の物語」
  • ジェフリー・ライト
    「ウエストワールド」
  • マーク・デュプラス
    「ザ・モーニングショー」

 ※歴代の受賞作(助演男優賞)→
助演女優賞(ドラマ) ジュリア・ガーナー

「オザークへようこそ」

 作品一覧→

ミズーリ州のリゾート地オザークの地元のチンピラの一味を演じる。 2019年に続いて2年連続の受賞となった。 ノミネートは3年連続。
  • ヘレナ・ボナム=カーター
    「ザ・クラウン」
     作品一覧→
  • サラ・スヌーク
    「キング・オブ・メディア」
     作品一覧→
  • メリル・ストリープ
    「ビッグ・リトル・ライズ」
  • ローラ・ダーン
    「ビッグ・リトル・ライズ」
  • タンディ・ニュートン
    「ウエストワールド」
  • サミラ・ワイリー
    「ハンドメイズ・テイル / 侍女の物語」
  • フィオナ・ショウ
    「キリング・イヴ/Killing Eve」

 ※歴代の受賞作(助演女優賞)→

コメディ部門

部門 受賞 ノミネート
コメディ作品賞 シッツ・クリーク

(第6期・最終シーズン、CBC)

 動画配信(Netflix)→

カナダの地上波テレビ局が制作した。

超リッチな家族が脱税事件で摘発され、財産を没収された。 唯一残った財産は、かつて冗談半分で購入していた田舎町。 一家はしかたなくその田舎町に移住するが、生活環境の大きなギャップにショックを受ける。

主役は、1990年代末の伝説的な学園ドラマ「アメリカン・パイ」で、 忘れがたい父親役を演じたユージン・レヴィ。 実の息子ダニエル・レヴィが、息子役を演じる。 親子で主演男優賞、助演男優賞をそろって受賞した。

このレヴィ親子は、プロデュースも務めている。 さらに、ダニエルは監督と脚本も担当し、エミー賞では監督賞と脚本賞も獲得した。

 ※歴代の受賞作(コメディ作品賞)→
主演男優賞(コメディ) ユージン・レヴィ

「シッツ・クリーク」

 作品一覧→

大ヒット映画「アメリカン・パイ」のお父さん役で有名になったコメディ俳優。 ユダヤ系カナダ人。 本作では、 超リッチな生活から貧乏暮らしに転落し、 戸惑いながらも頑張る父親は演じた。

エミー賞は脚本家としては受賞したことがあるが、 役者として初の受賞となった。 同時に、プロデューサーとしても作品賞を受賞を果たした。 一緒にプロデュース及び出演をした息子のダニエルも、助演男優賞など4冠を獲得。 親子で賞を大量にさらった。
  • ラミー・ユセフ
    「ラミー 自分探しの旅」
  • テッド・ダンソン
    「グッド・プレイス」
  • マイケル・ダグラス
    「コミンスキー・メソッド」
  • ドン・チードル
    「ブラック・マンデー」
  • アンソニー・アンダーソン
    「ブラッキッシュ」

 ※歴代の受賞作(主演男優賞)→
主演女優賞(コメディ) キャサリン・オハラ

「シッツ・クリーク」

 作品一覧→

「ホーム・アローン」のお母さん役で有名なベテラン女優兼コメディアン。 カナダ人。エミー賞の受賞は、1982年に脚本家として受賞して以来、38年ぶり。
この年のコメディ部門は、シッツ・クリークが主要カテゴリーを独占した。 ファイナル・シーズン(第6シーズン)で鮮やかな締めくくりとなった。
  • レイチェル・ブロズナハン
    「マーベラス・ミセス・メイゼル」
     作品一覧→
  • イッサ・レイ
    「インセキュア」
  • クリスティーナ・アップルゲイト
    「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」
  • リンダ・カーデリーニ
    「デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~」
  • トレイシー・エリス・ロス
    「ブラッキッシュ」

 ※歴代の受賞作(主演女優賞)→
助演男優賞(コメディ) ダニエル・レヴィ(ダン・レヴィ)

「シッツ・クリーク」

 作品一覧→ ユージン・レヴィの長男。 2015年の「シッツ・クリーク」第1シーズンから、親子で出演し、 共同プロデューサー、監督、脚本も務めた。 豊かな才能を発揮し、最終シーズンとなった本年は、助演男優賞のほか、監督、脚本家、プロデューサー(作品賞)としても受賞した。 ゲイだと公表している。
  • トニー・シャルーブ
    「マーベラス・ミセス・メイゼル」
     作品一覧→
  • マハーシャラ・アリ
    「ラミー 自分探しの旅」
     作品一覧→
  • アラン・アーキン
    「コミンスキー・メソッド」
  • スターリング・K・ブラウン
    「マーベラス・ミセス・メイゼル」
  • ケナン・トンプソン
    「サタデー・ナイト・ライブ」
  • ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
    「グッド・プレイス」
  • アンドレ・ブラウアー
    「ブルックリン・ナイン-ナイン」

 ※歴代の受賞作(助演男優賞)→
助演女優賞(コメディ) アニー・マーフィー

「シッツ・クリーク」

カナダ人女優。 「シッツ・クリーク」で個性的な娘役を演じ、 第1シーズンの序盤から笑いをとりまくった。
  • アレックス・ボースタイン
    「マーベラス・ミセス・メイゼル」
  • ケイト・マッキノン
    「サタデー・ナイト・ライブ」
  • ベティ・ギルピン
    「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」
  • イヴォンヌ・オージ
    「インセキュア」
  • ケイト・マッキノン
    「サタデー・ナイト・ライブ」
  • マリン・ヒンクル
    「マーベラス・ミセス・メイゼル」
  • ダーシー・カーデン
    「グッド・プレイス」

 ※歴代の受賞作(助演女優賞)→

リミテッド・シリーズ部門

部門 受賞 ノミネート
リミテッド・シリーズ作品賞 ウォッチメン

(HBO)

 動画配信(字幕版:Amazon)→

 動画配信(吹替版:Amazon)→

アメコミ「ウォッチメン」が原作。 漫画のキャラクターや設定に、 人種差別などの社会テーマを取り入れ、 独創的な物語になっている。

1921年に米国南部のオクラホマ州タルサ市で起きた「タルサ虐殺事件」が、 登場人物のルーツの一つとなる。 この事件は、黒人の町として栄えていた地区を、白人が襲撃。多数の死者を出した。

 ※歴代の受賞作(リミテッド・シリーズ作品賞)→
主演男優賞(リミテッド) マーク・ラファロ

「ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー」

 作品一覧→

本作は、双子の兄弟の絆を描く。 主人公は弟。 兄のほうが、妄想型の統合失調症を患っている。 弟は、兄を懸命に支える。

ラファロは、双子の兄弟を一人2役で演じた。 体重を増減させるながらの渾身の演技が称賛された。
  • ポール・メスカル
    「ノーマル・ピープル」
  • ヒュー・ジャックマン
    「バッド・エデュケーション」
  • ジェレミー・アイアンズ
    「ウォッチメン」
  • ジェレミー・ポープ
    「ハリウッド」

 ※歴代の受賞作(リミテッド・シリーズ主演男優賞)→
主演女優賞(リミテッド) レジーナ・キング

「ウォッチメン」

 作品一覧→
  • ケイト・ブランシェット
    「Mrs. America/ミセス・アメリカ」
     作品一覧→
  • シーラ・ハース
    「アンオーソドックス」
     作品一覧→
  • ケリー・ワシントン
    「リトル・ファイアー~彼女たちの秘密」
  • オクタビア・スペンサー
    「セルフメイドウーマン ~マダム・C.J.ウォーカーの場合~」

 ※歴代の受賞作(リミテッド・シリーズ主演女優賞)→
助演男優賞(リミテッド) ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世

「ウォッチメン」

 作品一覧→
  • ジム・パーソンズ
    「ハリウッド」
     作品一覧→
  • ティトゥス・バージェス
    「アンブレイカブル・キミー・シュミット:キミーVS教祖」
  • ジョヴァン・アデポ
    「ウォッチメン」
  • ルイス・ゴセット・ジュニア
    「ウォッチメン」
  • ディラン・マクダーモット
    「ハリウッド」
助演女優賞(リミテッド) ウゾ・アブダ

「Mrs. America/ミセス・アメリカ」
  • ジーン・スマート
    「ウォッチメン」
     作品一覧→
  • トニ・コレット
    「アンビリーバブル たった1つの真実」
     作品一覧→
  • ホランド・テイラー
    「ハリウッド」
  • トレイシー・ウルマン
    「Mrs. America/ミセス・アメリカ」
  • マーゴ・マーティンデイル
    「Mrs. America/ミセス・アメリカ」

テレビ映画部門

部門 受賞 ノミネート
作品賞 バッド・エデュケーション

(HBO)

 予告編(Youtube)→

 動画配信(字幕版:Amazon)→

舞台は、実在するニューヨーク州の学校。 2002年に発覚した巨額横領事件をテーマにしている。

ニューヨーク郊外の公立高校を、全米屈指の有力進学校へと引き上げたカリスマ教育長が主人公。 彼は、情熱的で優秀な教育者として活躍していたが、 知られざる二面性を持っていた。 この主人公を、名優ヒュー・ジャックマンが見事に演じる。

作品別ノミネート数のランキング

1位ウォッチメン、2位ミセスメイゼル、3位オザーク、サクセッション

<ノミネートの獲得数と順位>
順位 ノミネート数 作品名
1位 26個 ウォッチメン
2位 20個 マーベラス・ミセス・メイゼル
3位 18個 オザークへようこそ
サクセッション
5位 15個 マンダロリアン
シッツ・クリーク
サタデー・ナイト・ライブ
8位 13個 ザ・クラウン


ドラマ部門のノミネート候補

オザークへようこそ

表向きは投資顧問。その裏では、麻薬組織のマネーロンダリングに手を染めている主人公マーティ(ジェイソン・ベイトマン)。相棒が金が抜き取っていたことが分かり、マフィアを怒らせてしまった。このマフィアボスをなだめるため、田舎のリゾート地「オザーク」で、さらに大規模なマネーロンダリングを始める。家族を巻き込んだすさまじい金稼ぎが始まる。

ザ・クラウン

25歳で英国の君主となったエリザベス2世の波乱に満ちた半生。妻として、母として、女王として生きる"人間エリザベス"を掘り下げる。

シーズン3から「女王陛下のお気に入り』でオスカーを獲得したオリヴィア・コールマンが貫禄十分の女王役に。

ベター・コール・ソウル

人気ドラマ「ブレイキング・バッド」の番外編シリーズ(スピンオフ)。 独特の存在感を放っていた悪徳弁護士ソウル・グッドマンが主人公。 「ブレイキング・バッド」の6年前の出来事を描く。 貧乏弁護士が悪党になるまで。

ウエストワールド

体験型テーマパークでのアンドロイドの自我の目覚めと反乱。シーズン3で舞台は現実世界に広がり、物語は新たなステージへ突入。



リミテッドシリーズ部門のノミネート候補

ウォッチメン

ドラマ『ゲーム・オブ・スローズン』のHBOが映画『ジョーカー』のDCと組んだ話題作。

アメコミ史上最高傑作といわれる原作コミックが描いた世界の34年後を描く歴史改変もの。SFアクション大作だ。『LOST(ロスト)』のデイモン・リンデロフが製作総指揮を務め、オスカー女優のレジーナ・キングほか豪華キャストが出演。

プロット・アゲンスト・アメリカ

「さよならコロンバス」などで知られる米文学界の巨匠フィリップ・ロスの歴史改変小説のドラマ化だ。

時は第二次世界大戦下、1940年の米大統領選で現職のルーズベルトに反ユダヤ主義で親ヒトラー派の英雄的飛行士チャールズ・リンドバーグが勝利したら・・・という設定のもと、急変していくアメリカ社会をあるユダヤ人家族の目を通してスリリングに描く。

2018年に亡くなった原作者ロスも生前に共同製作総指揮として参加している。

ノミネートから漏れた作品・人物

ノミネートを期待されていたものの、エミー賞のノミネートから漏れた作品・人物の一覧です。

ドラマ作品賞

主演男優賞(ドラマ部門)

ボブ・オデンカーク
「ベター・コール・ソウル」

主演女優賞(ドラマ部門)

  • エリザベス・モス
    「ハンドメイズ・テイル / 侍女の物語」
  • ヴィオラ・デイヴィス
    「殺人を無罪にする方法」

助演男優賞(ドラマ部門)

  • ジョナサン・バンクス
    「ベター・コール・ソウル」
  • トム・ペルフリー
    「オザークへようこそ」
  • デビッド・ハーバー
    「ストレンジャー・シングス 未知の世界」

コメディ作品賞

主演男優賞(コメディ部門)

ラリー・デビッド
「ラリーのミッドライフ☆クライシス」

主演女優賞(コメディ部門)

パメラ・アドロン
「ベター・シングス」

助演女優賞(コメディ部門)

ジェーン・リンチ
「マーベラス・ミセス・メイゼル」

リミテッド・シリーズ作品賞

主演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)

  • ラッセル・クロウ
    「ザ・ラウデスト・ボイス―アメリカを分断した男―」
  • アーロン・ポール
    「エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE」

主演女優賞(リミテッド・シリーズ部門)

  • メリット・ウェヴァー
    「アンビリーバブル たった1つの真実」
  • ケイトリン・ディーヴァー
    「アンビリーバブル たった1つの真実」
  • リース・ウィザースプーン
    「リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密」

助演男優賞(リミテッド・シリーズ部門)

  • ティム・ブレイク・ネルソン
    「ウォッチメン」
  • ジョン・タトゥーロ
    「プロット・アゲンスト・アメリカ」
  • ジョン・スラッテリー
    「Mrs. America/ミセス・アメリカ」
  • ジョー・マンテロ
    「ハリウッド」

助演女優賞(リミテッド・シリーズ部門)

  • ローズ・バーン
    「Mrs. America/ミセス・アメリカ」
  • アリソン・ジャネイ
    「バッド・エデュケーション」