エミー賞

海外ドラマの歴代フェイバリット

エミーウォッチ編集長:小山守生

海外ドラマの個人的なフェイバリットです。 テレビと配信の番組の中で最も気に入った作品を、年ごとに選んでいます。 実話に基づくドラマかドキュメンタリーが大半を占めています。(エミーウォッチ編集長:小山守生)

個人的なベスト

年 作品
2022 「ドロップアウト~シリコンバレーを騙した女」

※リミテッド・シリーズ。米Hulu。ディズニープラスで鑑賞。
拝金主義がリアルです。 詐欺的な経営者である若い女性を、雑誌やテレビなどの大手メディアが手放しで絶賛しているのが印象的でした。
2021 「DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機」

※リミテッド・シリーズ。米Hulu。
地方の検察の奮闘ぶりに感動しました。 巨大なパワーを持つ製薬企業に対する執念の捜査です。 役者陣のアンサンブル演技が見事です。エミー賞の主演男優賞を獲った医者役のマイケル・キートンもいいですが、個人的には捜査の中心となるピーター・サースガードがイチオシ。
オピオイドの怖さはホラー並み。 うちの親も、腰痛の緩和のためにオピオイド系鎮痛剤を服用しているので、不安になりました。 とりあえず医師に頼んで成分を弱くしてもらいました。
本作がエミー賞の作品賞(リミテッドシリーズ部門)を受賞しなかったのは残念でなりません。 受賞した「ホワイト・ロータス」も良作ですが、題材の切実さや意義深さを考えると、ぜひDOPESICKにとって欲しかったです。
2020 「あるアスリートの告発」(Netflix、単発ドキュメンタリー)

※体操女子の米国代表チームで起きた虐待事件の記録。 何十人もの選手を虐待したコーチ(ラリー・ナッソー)が有罪になるまでを、 被害者たちの証言を交えて追跡した。
長年にわたって被害者の声が無視され続けたことが衝撃でした。 日本のジャニー喜多川に関する同様の作品が待たれます。
2019 「犯罪アンソロジー: 大統領候補の暗殺」(Netflix、ドキュメンタリー・シリーズ)

※1994年のメキシコの大統領選で最有力候補だった政治家が、遊説中に暗殺された。 殺されたのはルイス・ドナルド・コロシオ氏。 現職の大統領の後継者として、与党から出馬したが、 「改革」を打ち出したため、大統領を含む既得権益の人々に狙われてしまったようだ。
あまりにも闇が深すぎて、啞然とするほかない。 メキシコといえば、麻薬組織の犯罪や政治腐敗に関する作品が山ほどある。 現在進行形の問題。どうにか改善しないものだろうか。
2018 「コブラ会 第1シーズン」

※1980年代のリバイバル。 理屈抜きに楽しめる。
2017 「ビッグ・リトル・ライズ 第1シーズン」

※日常生活をリアルに描きながらも、スリリングで飽きさせない展開が魅力。役者陣の演技も素晴らしい。
2016 「アメリカン・クライム・ストーリー/OJ・シンプソン事件」

※ 限られた人員と予算でシンプソンを有罪にすべく奮闘する検察官。 それに対し、豊富な資金とメディア戦略で無罪を勝ち取ろうとする弁護団。 両者の対比が面白い。 何よりも、殺された被害者と遺族の無念さが伝わる一作。
2015 「ナルコス」

※捜査官たちの命がけの仕事ぶりに涙が止まらない。
2014 「ファーゴ1」(ドラマ・シリーズ)

※ビリー・ボブ・ソーントンが怖すぎる。
2013 「ハウス・オブ・カード 第1シーズン」
2012 「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド 」(HBO)
2011 「Glee(グリー) 第3シーズン」
2010 「Glee(グリー) 第2シーズン」
2009 「Glee(グリー) 第1シーズン」
2008 「新ビバリーヒルズ青春白書(90210) 第1シーズン」
2007 「ロスト 第3シーズン」
2006 「アカデミー賞授賞式」

※自分的にイチオシの映画『クラッシュ』が、サプライズで作品賞を受賞した。
2005 「アプレンティス 第4シーズン」

※ドナルド・トランプが扇動政治家になる前、芸能人として優れた才能を発揮していた時代の秀作リアリティ番組。 シリーズの中でも、最も優れた勝者(ランドル・ピンケット)を生み出した。 次点のレベッカも、米ABC放送のキャスターとして活躍するようになった。 ハイレベルな争いだった。
2004 「アプレンティス 第1シーズン」

※人気リアリティ番組シリーズの第一弾。
2003 「シックス・フィート・アンダー 第3シーズン」
2002 「シックス・フィート・アンダー 第2シーズン」
2001 「シックス・フィート・アンダー 第1シーズン」
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